ホワイトペーパー『AIとの共創をオーケストレーションするマネジメント論』を無料公開しました
株式会社アルファドライブ(以下、当社)は、当社のAX研究機関「AX for Revenue Institute」とPOT Instituteの共同研究として、ホワイトペーパー『AIとの共創をオーケストレーションするマネジメント論』(全23ページ・無料)を2026年7月7日に公開しました。「AIマネジメント」と「AI共創」の断絶を乗り越える経営論として、その交差点を「共創オーケストレーション」と定義しています。
AX for Revenue Institute

何が起きたか
当社は、AX for Revenue InstituteとPOT Instituteの共同論考として、ホワイトペーパー『AIとの共創をオーケストレーションするマネジメント論』をaxfr.aiにて無料公開しました。本書(PDF・全23ページ)の主な内容は以下のとおりです。
- 「共創オーケストレーション」の定義:「AIマネジメント」と「AI共創」という別々に語られてきた二つの議論の交差点を「共創オーケストレーション(Co-Creation Orchestration)」と命名し、AX for Revenueの中核概念として位置づけました。
- 二つの駆動モードの整理:成果が定義済みの場面では①自律実行型AIエージェントが人間の監督下で自走し、成果が未定義の探索場面では②AI拡張型の共創者が自らの意思とPI(Primal Intelligence)を注ぎながら主導する——この境界を「業務・部門」ではなく「判断」の粒度で見極めることを、AI時代の新しいマネジメント責任として示しています。
- 三つの責任粒度モデル:共創を「現場・プロジェクト・事業/全社」という三つの粒度で動かす設計モデルを提示しています。
- CAXOの役割定義:この横断的責任を担うCAXO(Chief AI Transformation Officer)は、既存CxOの責任をAX for Revenueの文脈で接続する役割であり、企業の成熟度に応じて経営層が「実質的CAXO」として担うことから始められると整理しています。
- 「集合的新規性」リスクの提示:複数の先行研究を参照しながら、組織全体がAIに依存するほど提案の均質化が進むリスクを「集合的新規性(Collective Novelty)」という概念で整理し、今後の研究課題として率直に明記しています。
背景とねらい
当社はこれまで、企業がAIで取り組むべき課題を「効率化の山(現在の業務を速く・安くする)」と「収益進化の山(これまでなかった売上を生み出す)」の二つに分けて整理してきました。多くの現場で生成AIの導入が進む一方、「導入したのに新しい売上の景色が変わらない」という問題意識を、事業パートナーとの対話のなかで繰り返し耳にしてきました。
その根本には、世界の「AIマネジメント」論が効率化の山に閉じており、「AI共創」の研究が個人レベルにとどまるという断絶があると当社は見ています。収益進化の山を登るためには、AIと人の共創を組織として束ねる経営論——すなわちAX for Revenueの視点——が不可欠です。本書はその空白を埋める第一歩として、概念の定義から実践的な設計モデルまでを一冊にまとめました。
また、人材・組織変革の観点から研究を重ねてきたPOT Instituteとの共同論考とすることで、「どんな人のPIを、どんなチームでAIに注ぐか」「その人・チームを経営としてどう編成し続けるか」という問いを一貫した文脈でつなげています。当社は今後も、AX for Revenueの実践知を積み重ね、事業パートナーとともに収益進化を前進させてまいります。
詳細はPR TIMESの公式リリースをご覧ください。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000327.000033909.html